千駄ヶ谷 中村矯正歯科室

JR中央線の千駄ヶ谷駅から徒歩3分、国立競技場から程近い、閑静な住宅街に佇む一軒家クリニック「千駄ヶ谷　中村矯正歯科室」。 25年のキャリアと技術力で人気を集める中村さゆり院長は、今年で開業から21年目を迎える歯列矯正の専門のドクターである。

現在、先生自身も治療・装着中であるドイツ製フルオーダーメイドの舌側矯正治療「インコグニト」を中心に、歯の裏側に装着する「人に気づかれない治療」を得意としている。

今回のインタビューは、先生自身が治療するために装着する「インコグニト」の健康的な噛み合わせと美しい口元を実現してくれる歯列矯正治療のプロフェッショナルとしての意見と、1人のインコグニトユーザーとしての意見について伺った。

中学生の時、歯科医師の父に連れられて矯正歯科に通いました。今は、装置が画期的に進化していますので痛みは少ないのですし、治療期間も短縮されていますが、当時は、歯の表側に金属の装置をつける治療法が主流で、装置自体に厚みもありましたから、唇に引っかかって口の中が切れたり、ワイヤーの加減で歯が痛んだり辛い思いを何度もしました。

治療が終わって装置が外れた時は、ガタガタだった歯並びが綺麗になっていて、とても嬉しかったですね。とくに笑った時に歯を思い切り見せられるので、気持ちが前向きになりました。高校生からの多感な時期を明るい気持ちで過ごせたのは、矯正のおかげだと感謝しました。この経験が、矯正歯科医師を志すきっかけにもなりましたね。

私はいまインコグニトでの矯正治療を体験中です。インコグニトは見えませんし、痛くありません。インコグニトでの歯の動きは素晴らしいと実感しています。

以前の矯正治療から時間が経ち、美容・健康そして一生自分の歯で噛みたいという想いから、理想の歯並びを目指して再矯正治療をしています。 インコグニトは『人から見えない・人に気が付かれない』が一番の特徴です。

表面の装置よりも歯を動かせる領域が広い分、より美しい仕上がりを実現できます。3Dスキャンコンピューターにより精密に計測するため、ブラケットを歯につける位置に誤差がなくなり、極限まで治療期間の無駄を省けますので、通常の矯正に比べ、短期間のうちに正確に計画した位置に並んでいくのも特徴です。

舌側装置は虫歯になるリスクが高いように思われがちですが、インコグニトは舌側歯面をカバーする面積が大きいため、汚れから歯面保護されています。またブラケットベースと歯との境界部がスムーズに移行しているため、プラーク（歯につく汚れ）が付着しづらくなっています。虫歯になるリスクは、唇側の矯正装置で治療した患者さまの約1/5ほどしかなかったと3Mの報告もあります。

当院では、患者さまとの「対話」をとても大切にしています。矯正治療は患者さんと歯科医師が１年を超える長いお付き合いになりますから、双方の信頼関係が非常に大事だと考えております。また、歯科医師として、これまでの経験による蓄積に加え、新しくていいものをいかに早く取り入れるか、常に前に進み続け、進化する気持ちも大切にしています。

それぞれのライフステージに合わせて、適切な時期や最善の治療法をプロの目でご提案させていただきます。例えば、当院には矯正治療期間中に出産なさる方が毎年何人もいらっしゃいますが、治療のたびにクリーニングを行ない、お口の中を清潔に保ちますので、妊娠中も健康な歯で過ごすことができます。

最適で快適な治療をご提供できるよう、患者さまの立場に立った親身で細やかな診療をお約束致します。お気軽にご相談下さい。

診療の傍ら、講習会や勉強会、 海外の学会にも足を運び、最新の治療技術の習得に余念がない中村院長。患者さまとの対話を重ね、じっくりと信頼関係を築いていく診療スタイルも持ち味の一つ。 リッラクスして治療ができると評判なのも、一軒家クリニックの居心地の良さが、プライベートな空間に感じるからだろうか。

【院長名】
中村 さゆり

【経歴】
日本歯科大学歯学部 卒業
日本歯科大学矯正歯科学教室 退職
矯正歯科専門の開業医のもとで学ぶ
1998年7月 「千駄ヶ谷 中村矯正歯科室」
自宅にて開業
日本矯正歯科学会 認定医

【所属】
日本矯正歯科学会　認定医
渋谷地区矯正歯科医会　会長
日本成人矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会
渋谷区歯科医師会